Life Line
〜1095億バレルの生命線〜
【中国】日中境界海域で資源採掘施設 [05/28] まとめサイト
 2004年5月28日、中日新聞にて中国が東シナ海において、日中中間線ぎりぎりの海域で、天然ガスを採掘する施設建設を進めていることが報道されました。
  尖閣諸島周辺を含む東シナ海一帯には豊富なガス・石油資源が存在しており、その埋蔵量は原油1000億バレル以上($39.40/バレル)、天然ガス2000億m3($6.68/mmBTU-100万英熱量単位)と言われています。
 そしてこの海域の油井は中間線を越えて日本側に大きく拡がっている可能性が高いことが指摘されております。このように資源が複数国の境界にまたがる場合、埋蔵割合に応じて関係国間で配分する必要が生じます。配分をせず、勝手に採掘することは盗掘にあたる行為であり、中国はわざと日本との境界ギリギリに採掘場所を建設し、日本側の正当な権利までを根こそぎ奪うつもりと疑われます。
 この国家の一大事に日本政府は情けないことに指をくわえて見ているだけ。
このサイトはこの問題を日本国民に深く知り、考えてもらうきっかけを提供する目的で作成されております。
 明かに国の大事です。声出して行きましょう。
事 件 の あ ら ま し
▼概説

 2004/05/28。中日新聞・東京新聞が以下の記事をすっぱ抜きます。
■中国、日中境界海域に施設 東シナ海 ガス採掘へ建設
 東シナ海で調査活動を続けてきた中国が、日中中間線ぎりぎりの中国側海域で、天然ガスを採掘するための施設建設に着手したことが二十七日、航空機からの本紙調査で確認された。資源が日本側にまたがれば埋蔵割合に応じて配分を中国側に求めることができるが、日本側に具体的な資料はなく、中国側が独占する可能性が大きい。採掘には米国と英国・オランダの石油企業が一社ずつ加わっており、日中間の新たな懸案に発展する恐れがある。(一部抜粋)
http://www.tokyo-np.co.jp/00/kei/20040528/mng_____kei_____004.shtml(東京新聞・web版)

▼周辺地図(有志@東亜+制作)

今回中国が作ったのは「春暁ガス田」。

 尖閣諸島を初めこの海域には、膨大な地下資源が眠っていると言われます。その埋蔵量は原油1000億バレル以上($39.40/バレル)、天然ガス2000億m3($6.68/mmBTU-100万英熱量単位)。
資料:その膨大な埋蔵量について
http://akebonokikaku.hp.infoseek.co.jp/page032.html
http://www1.ocn.ne.jp/~ecotech/
http://www.ecotech-yuden.co.jp/
 日本は実は「資源大国だった」のです。
 (余談:それまで尖閣諸島領有にに興味を示さなかった中国が急にこの海域に色気を出し始めたのはこれが原因と考えられます)

大まかですが……これを(だいたいの)金額に直すと……

1リットル=40円 と(物凄くおおざっぱに)仮定。
1バレル=159リットル=6400円
1000億バレル=640兆円

 日本の総人口が約1億3000万人。そうすると一人頭・・・・・・
 約500万!!!
 これに加えて今回中国が採掘している「天然ガス(希少な例外を除き、天然ガスと石油は共存しています)」やその他の金属などの地下資源……。

 日本は資源大国だったのです!

 東シナ海の油田・ガス田のみならず、尖閣諸島海域に眠る油田はイギリスの北海油田に匹敵すると言われています。イギリスは、北海油田の建設後、石油の輸入国から輸出国に変わりました。東シナ海・尖閣諸島の地下資源は北海油田よりも容易に採掘することができ、コストも抑えることができます。
 この経済効果は計り知れません。国内で新しい産業が生まれます。雇用が生まれ、新たな需要が生まれるでしょう。不況による様々な問題や、エネルギー問題、年金問題などに大きな良い影響を及ぼすことは明かです。

 このことは、1966年にはすでに解っていたことでした。
資料:1966年頃から複数の会社が試掘許可を求めてきた件について
http://akebonokikaku.hp.infoseek.co.jp/page019.html

 そしてこの海域の油井は中間線を越えて日本側に大きく拡がっている可能性が高いことが指摘されております。
 このように資源が複数国の境界にまたがる場合、埋蔵割合に応じて関係国間で配分する必要が生じます。配分をせず、勝手に採掘することは盗掘にあたる行為であり、中国はわざと日本との境界ギリギリに採掘場所を建設し、日本側の正統な権利までを根こそぎ奪うつもり、という見方もできます。

※新情報・フィッシュボーンテクノロジー


▲こんな感じ?
36 :<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん :04/05/29 11:11 ID:P2sBm/8e
こっから採掘吸い上げ全部中国へ
       ↑
       ‖|
       ‖|   
       ■|■■■■■■■■資源■■■■■■■■■■
       ■|■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
中国領土← | →日本領土
▲コピペ用AA

 実は東シナ海の石油資源は、昭和30年代から存在が指摘されており、昭和41年以降複数の石油会社へ採掘権が割り当てられ、各社が試掘許可を通産省(経産省)・資源エネルギー庁に求めてきた経緯があります。しかし30年以上も「日中中間線が確定していない」との名目で、許可が与えられることはありませんでした。

資料:メジャーが油田の共同開発を求めてきた件について
http://www.sensenfukoku.net/mailmagazine/no22.html
http://akebonokikaku.hp.infoseek.co.jp/page054.html
http://www.chunichi.co.jp/anpo/0809.html

資料:1966年頃から複数の会社が試掘許可を求めてきた件について
http://akebonokikaku.hp.infoseek.co.jp/page019.html
 これは、明かな怠慢です。近海に資源を眠らせながら、国民に「日本は資源がない」と言い続けて来たのです。

 その間、中国は着々と調査を進め、平湖・春暁油田群など今では次々と掘削に取りかかっています。今回の施設設置は、何の相談もないまま鉱脈が日本側に伸張している可能性が高い日中中間線の直近に設置した点で不当であり、これまでの施設とは異なる政治的意図をうかがわせる行動と言えます。

 最近、ようやく武見敬三氏(自民党)を座長とした「海洋権益に関するワーキングチーム」が結成されましたが……
境界海域の中国ガス採掘施設 省庁、責任“なすり合い”
 東シナ海の日中境界海域で中国側による新たな天然ガス採掘施設の建設が明らかになった二十八日、東京・永田町の自民党本部で「海洋権益に関するワーキングチーム」(武見敬三座長)の会合が開かれ、政府に厳しい批判が集中した。海底に眠る膨大な天然資源をみすみす中国に奪われる可能性がありながら、有効な対策を持たない政府。官庁間で責任をなすり合う構図も見え隠れし、議員からは「権益を守る意識があるのか」と怒号が飛んだ。 (社会部・浜口武司)(一部抜粋)
http://www.tokyo-np.co.jp/00/kakushin/20040529/mng_____kakushin000.shtml(東京新聞)
 ……。・゚・(ノД`)・゚・。

 このまま放置すれば……。
 中国は、日本側に多く眠る天然資源を盗掘しているのは百も承知。
 今回、わざと強行策に出て、日本の対応を見ている可能性があります。なにしろ、近海にさらに採掘施設を作る予定まであるのです。
 つまり、今回日本政府が何も対応をとらなかったら、東シナ海には次々と中国の油田、ガス田が建設され、日本が持つ石油資源を中国が全て奪い去るでしょう。
 そしてそれは今後、日本と中国の外交方法のスタンダードとなって行くと思われます。

 この中国の暴挙を目の当たりにしておりながら、日本政府も、東京新聞以外のマスコミも深い沈黙を守っています。現在、一部の国会議員によって事態の打開が図られておりますが、外務省は「抗議するには(該当水域の資源に関する)調査資料が必要だが、存在しない。調査許可を出したらよいのではないか」と説明。一方、管轄官庁の経産省・資源エネルギー庁は「日中の間で中間線が確定するまでは調査を認めない」と表明しました。

  今回の行動を黙認すると、東シナ海の資源に関して日本は権益を主張するつもりがないという誤ったメッセージを中国に対して与えてしまうことになるでしょう。
 状況は切迫しており、一刻も早い政府の対応が求められています。にもかかわらず政府もマスコミも中国の行動を容認するでもなく非難するでもなく、あたかも存在しないことであるかのように沈黙を守り、事態は異常な様相を呈しています。

 友好は外交の手段のひとつですが、外交は友好の手段ではありません。外交とはいかに他国から、自国の国益を引き出すかという行動です。友好のために国益を損なえば、それは外交とは言えないでしょう。

 国民は事実を明らかにし、日本政府に国益を追求することを求めなければなりません。
 今、放置すれば、日本近海の全ての権利を放棄することにも繋がります。

 怠惰な役人の尻を蹴り上げましょう!
 子供達に、先人から受け継いだ、誇れる豊かな日本を引き継げるように……。

 このサイトは日本国民にこの問題を深く知り、考えてもらうきっかけを提供する目的で作成されております。膨大なエネルギー資源の喪失を伴う、あきらかな国の大事です。みんなで声を出して行きましょう。

※手の空いている人は、大手メディアにもメールなり電話なりして尻叩いて下さい。

※新事実

▼フィッシュボーン・テクノロジー
フイッシュボーンという採掘法があり、中国はそれを使うつもりらしいです。
どんな技術かと言うと……

▲こんなの……
詳しくはhttp://popup5.tok2.com/home2/usam/fenn/20040627_r.htm#cnooc20040627

 コピペ用

         日中中間線
              |
....  中国側EEZ←|→日本側EEZ
              |
根こそぎ吸い上げ.|   人_人,_从人_.人_从._,人_人.人_从._,人_人
中国へ        |   ) ここを掘られているのと同じこと! (
 ___□__.採掘   |   )/⌒Y⌒ヽ/⌒Y⌒Y⌒YY⌒Y⌒YY⌒Y⌒
 \   / ↑   |       ↓  ↓  ↓  ↓
 . ̄ ̄ ̄ ̄/┃ヽ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
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  □□□■┃■■■■■■■■海底資源■■■■■■■■
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            |         ↑フィッシュボーン技術を使い
   中国側EEZ←.|→日本側EEZ  多くが日本側にある資源を丸飲み!

ttp://popup5.tok2.com/home2/usam/fenn/20040701_r.htm

こりゃぁ確信犯だ……。

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